用語・よくある質問
5S・ISO9001・TPM・TQM・QC
あ行
ISO9001
ISO規格は、ISO(International Organization for Standardization: 国際標準化機構)によって作成される規格です。
JISは、Japanese Industrial Standards の略で、『日本工業規格』といいます。工業標準化法に基づき制定される、日本の国家規格のことです。
ISO 9001やISO 14001の原文は英語、フランス語などで作成されますが、日本国内での使用を円滑にするために、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく日本語に翻訳され、JISとして発行されています。例えば、ISO 9001は日本語に翻訳されたJIS Q 9001と同一に扱われています。
取得はしたが、効果が出なくて困っている経営者様は・・・・・効果を経営に直接結びつけるには → 改善の専門家に相談するのが一番です。単に資格を持った人より、現場経験のある人に相談しましょう。
か行
QC(Quality Control 品質管理)
品質管理とは、品質保証行為の一部をなすもので、部品やシステムが決められた要求を満たしていることを、前もって確認するための行為です。
QCストーリーとは、データを集め、加工し、分析する時の流れです。
1.テーマの選定 2.現状の把握 3.目標の設定 4.原因の分析 5.対策立案/実施 6.効果の確認 7.歯止め/標準化
5S(徹底することは基本中の基本)
整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとって5Sと言います。5Sができている状態とは、5Sを毎日業務として実施することであり、ものの流れと管理の流れが見えるようし、関係者が毎日の業務や注意事項などがいつでも確認できることを言います。5Sを徹底できなく効果が上がらない企業様が少なくありません。→専門家にOJTしてもらい効果が上がるようにしましょう。
さ行
た行
TPM (Total Productive Maintenance)
1.生産システム効率化の極限追求(総合的効率化)をする企業体質づくりを目標にして
2.生産システムのライフサイクル全体を対象とした“災害ゼロ・不良ゼロ・故障ゼロ”
などあらゆるロスを未然防止する仕組みを現場、現物で構築し、
3.生産部門をはじめ、開発、営業、管理などのあらゆる部門にわたって
4.トップから第一線従業員にいたるまで全員が参加し
5.重複小集団活動により、ロス・ゼロを達成すること
TQM (Total Quality Management)
TQMは経営管理手法の一種です。Total Quality Managementの頭文字を取ったもので、日本語では「総合的品質管理」と言われています(総合的品質マネジメント、総合的品質経営と言われることもあります)。
TQMは、企業活動における「品質」全般に対し、その維持・向上をはかっていくための考え方、取り組み、手法、しくみ、方法論などの集合体と言えます。そして、それらの取り組みが、企業活動を経営目標の達成に向けて方向づける形になります。
TQMでは、企業の最小の構成要素である「ひと=個人」レベルから、ひとが集まる実質的な事業レベルの「しごと=業務プロセス」、それらを束ねる「しくみ=組織・システム」までを対象としています。それぞれを対象にすることで、個人と組織が連動した、全体的な体質改善が可能になります。